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2011年01月29日

神奈川中央交通[神奈中バス]淵24系統(相模原~川崎)-⑲

今朝の朝日新聞とasahicomは
>淵24系統(相模原~川崎)
http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000681101310001
東京ネットワーク ひと・まち
ふしぎ探検隊。
上記のタイトルの如きテーマより、
[神奈中バス*]の淵24系統(相模原~川崎)は、週一便だけの路線バス。

神奈川県で三つ目の政令指定都市となった相模原市中央区のJR横浜線淵野辺駅北口から、やはり先輩格である昔は六大都市の一つに数えられた横浜市に継いで、二番目に設立された政令都市川崎市多摩区の登戸まで20キロの「淵24系統」は、片道1時間の一往復を周一便だけ通る長距離の一般路線バス。

*神奈川中央交通
http://www.kanachu.co.jp/

路線図及び営業所のご案内
http://www.kanachu.co.jp/bus/serviceoffice.html

その記事の中で注目すべき事は、
国土交通省から出るバス路線の免許を維持するため、免許を一度廃止すると再取得が難しいと言われています。

よく、バス停の表示塔を移転するのに、国の許可を得なければ移せないとの言い伝えがあるように、古今の与野党政権が「地方に出来る事は地方に」との普遍的大衆性の高い公共交通の鉄道とバス路線の許認可権限を、仮に道州制にした広域的地方自治体へ移管させる地方分権思想にも通じます。

国土交通省の鉄道(広域と狭域)とバス路線(広域と狭域)の許認可権を、例えば地域的狭域の鉄道とバス路線の権限を首都圏東京都の交通局へ移管すれば。
多摩地域の各市町村が各区市町と連携した市民たちが、身近な足の便の問題点を、官民の交通会社と市民が協議機関の場を作り。
長距離路線バスの場合、会社間で相互乗り入れに関し、昔は都営バスと東急バスとに共同運行の名で相互乗り入れしていた歴史(東82/宿91系統)のような再復活を、関係者と利害関係を調整しあって合意が出来れば。
金の掛かる鉄道建設より、社会的に融通性の効く路線バスの新規設置へ早く便利に実施する事が可能と考えます。

東京都内と周辺地域へ跨った公営と民営の路線バス会社に、私が中長距離路線バスに乗った体験と、知る限りの各路線バス情報。
私が住む三鷹市のJR中央線三鷹駅南北口は、丁度冷戦下東西の国境で分断化されたベルリン市のような武蔵野市と三鷹市との行政区域の境に阻まれた三鷹駅の現実を見せ付けています。
三鷹駅周辺は両隣に武蔵野市管轄の吉祥寺駅と武蔵境駅、他の鉄道会社との縦横方向へ向けた鉄道の乗り継ぎ路線が経済的相乗効果の華やかさが無く、一地方の田舎駅のような肩身の狭い思いで縮まった地味な街の駅である。
若し、鉄道の替わりに各民営会社のパス路線を東京都内23区と多摩地域の各市と連携した長距離向けバス路線を、各鉄道会社が数多くある都心向け或いは都心からの放射状路線に対して、都内各地の鉄道路線(JR中央線各駅の南口方向へ見た、主たる京王八王子線・小田急線・東急田園都市線の三路線)へ環状方向に複数以上跨ぐ長距離路線バスを運行すれば。

小田急バスの場合:
・JR新宿駅西口からJR武蔵境駅まで宿44系統、新宿区・中野区・杉並区・三鷹市・武蔵野市を経由。
・JR渋谷駅から京王線調布駅南口まで渋26系統、渋谷区・目黒区・世田谷区・狛江市・調布市を経由。
・JR武蔵境駅南口から小田急線狛江駅北口まで境91系統、武蔵野市・調布市・狛江市を経由。
・京王線調布駅南口から東急線二子玉川駅まで玉08系統、調布市・狛江市・世田谷区を経由。
その他の路線は
吉祥寺・武蔵境地区と世田谷・狛江地区
http://www.odakyubus.co.jp/regular/
を参照。

西武バス:
・JR吉祥寺駅北口から東武東上線の成増町まで吉60系統、西武新宿線と池袋線の二路線を越えて東武東上線まで武蔵野市・練馬区・板橋区を経由。
他の路線は西武の、
電車とバスの乗り継ぎ図
http://www.seibubus.co.jp/noritsugi/index.html
を参照。

関東バス:
・三鷹市の北野からJR荻窪駅まで荻58系統、三鷹市・世田谷区・杉並区を経由、京王井の頭線と京王八王子線の二路線を跨った長距離路線扱い。
・中野駅から吉祥寺駅まで中36系統、中野区・杉並区・武蔵野市を経由。
・高円寺駅から赤羽駅まで赤31系統、杉並区・中野区・練馬区・板橋区・北区などを経由、西武線の二路線と東京メトロ線並びに東上線を越えた超長距離路線相当。
その他の路線は関東バスの、
電車乗り継ぎマップ
http://www.kanto-bus.co.jp/campaign/pdf/norikaemap100201.pdf
を参照。

都営バス:
・昔1960国鉄時代に国鉄阿佐ヶ谷駅から青梅まで運行していた超長距離路線は、西武新宿線西武柳沢駅近くの柳沢へ短縮されて、今でもJR青梅線青梅方面まで超長距離路線バスが生き残る梅70系統。
都営バス青梅支所
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%BD%E5%96%B6%E3%83%90%E3%82%B9%E9%9D%92%E6%A2%85%E6%94%AF%E6%89%80 より

・東京駅八重洲口から渋谷駅経由、東急大井町線等々力駅まで東急バスと相互乗り入れ的共同運行(1984.2.16渋谷駅で分割から)後に共同運行と共に廃止、東82系統。
・東京駅南口から渋谷駅経由、東急玉川線桜新町駅まで共同運行1979.11.23に廃止、東83系統。
・東京駅南口から渋谷駅経由、小田急線経堂駅まで共同運行(1974.8.25渋谷駅で分割し)1984に廃止、東84系統。
都営バス渋谷営業所
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%BD%E5%96%B6%E3%83%90%E3%82%B9%E6%B8%8B%E8%B0%B7%E5%96%B6%E6%A5%AD%E6%89%80 より

・東京駅丸の内南口から目黒駅経由、国鉄からJR時代に変わっても東急大井町線等々力まで(東急バスと相互乗り入れ的共同運行)今でも廃止されず健在で続いている、東98系統。
都営バス港南支所
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%BD%E5%96%B6%E3%83%90%E3%82%B9%E6%B8%AF%E5%8D%97%E6%94%AF%E6%89%80 より

・1968国鉄時代、新宿駅西口から青梅街道と環七を通り国鉄大森駅まで東急バスと相互乗り入れ的「共同運行」が1984に分割短縮へ、当初の野沢銀座止まりから駒沢陸橋まで若干延長調整された経緯の健在路線、宿91系統。
都営バス杉並支所
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%BD%E5%96%B6%E3%83%90%E3%82%B9%E6%9D%89%E4%B8%A6%E6%94%AF%E6%89%80 より

但し、東側方向の都心、23区内の路線バスにも長距離路線があるかも知れませんが乗ったことが無いので省略、その他の路線は
路線図
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/bus/map/index.html
を参照。

以上の都営バスは、私が永年生れ住んでいた国鉄時代の昔、東京23区西外れ郊外の世田谷区から、近くに都営バス路線がある事を知って、都営バスの長距離路線が環状山の手線内外の都心いまのJR東京駅と新宿駅へ向って、縦横無尽に数多く存在していた。
この長距離路線バスは、東急バスと共同運行の名で『相互乗り入れ』した歴史ある路線で、今でも一部の路線は区間を短縮しても、各路線バス会社が単独で頑張って生き残って存続する現実は『免許維持路線』との名の恩恵?、から永遠に不滅と成るや否や?。


従って、四つの主要バス会社が運行する既存の主な中長距離路線バス、各鉄道路線駅間に縦横無尽[放射状と環状方向]に繫がっているのかいないのかを、各バス会社の路線図を比較して問題点を取り上げる事を目的とし、その詳細の個々の路線バス会社のWebを見て比較して下さい。

なお、京王バスはJR中央線南側の各駅で各路線バス会社間に縄張りが有るような路線区割りから、駅によって京王バスが乗り入れていないので長距離バス路線の有り無しは不明。
京王電鉄バスグループ
http://www1.keio-bus.com/

路線図
http://www.bus-navi.com/pc/08_rosenzuPDF.html



  • Posted by やまちゃん at 12:18│Comments(0)
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